推しがある日いなくなった

16年間"推し"だけを生きがいにしてきた私にある日推しがいなくなった。

推し活で失うもの

今回、推し活(ヲタ活)をしてきて失ったものについて解説しようと思う。

まず踏まえておいてほしいのは、もちろん「推しで得たものBEST」という記事も書くつもりだ。

正直、失ったものの方が少ない、これを知っていてほしい。

もちろん人それぞれだと思うが。

私は圧倒的に得たものの方が多い。

 

あと、だいたい皆さんの想像通りだと思う。

それでは解説を始める。

 

推しで失ったもの1つ目!

 

①お金関係(金銭感覚)

言わずもがななきがする。

貯金はもちろんだが、金銭感覚も失う。

 

人と会話することにお金がかかる。

しかも何秒1000円以上というレベル。

もしそれが、めちゃくちゃ世界的に有名な俳優や監督なら、共感してくれたひともいるかもしれなかった。

私たちは例え、売れてない、有名でない、未熟な子たちであっても推しであればそこにお金をかけるのだ。

1000円なら安いとまで思ってしまう。

 

たった1日の1時間足らずの間に、1500円~〇万円無くなるのだ。

もっとなくしている人もいるかもしれない。

 

ただ思うのは、「そんなのにそんなにお金をかけるの?!!!もったいない!!!」

というやつがいるが、ものの価値なんて人それぞれなのだ。

 

私にとってはそう言うことをいう人がお金をかけているブランドものやランチ代の方が価値のないもので、

それこそ、「そんなバックに??そんなご飯に??そんなにお金かけてるの?もったいない!!」なのだ。

こちらは、2度と戻ってこない人生の時間を買っているのだ。

(かっこよくないぞ!!)

 

それだけではなく、普通にライブ代、遠征費、交通費、食費にもお金がかかる。

食費というのは、必ず出かけているゆえ、外食が多いこと。

そして何より、みんな酒が好き。

お金がなくて路上飲みもしばしばした。

そこで、今日あった推しとのことや、他推しの方の推し自慢を聴くのが大好きだった。

私は生粋の単推しだったので、グループのほかメンバーのことをあまり知らない。

だから、他メンバー推しの人の、

「今日の推しのここよかった!」

「こんな会話したよ!」

というのを聞くと印象と違う性格が見受けられ、グループとして知らない一面を知ることができる。

 

お金関係で失うに関してはアイドルに限ったころではないだろう。

 

釣り、サッカー、バンド、本や漫画、グルメ、美容、映画、ほかにも。

それぞれが自分の好きなものを自分なりの価値感をもって、そしてそれに関して極めるために、お金は惜しまない。

時々かけすぎて後悔することもあるかもしれない。

 

そんなときは、こうして、推しにお金をかけすぎたしまった人に吐いて、共感を経て、または、客観的に「馬鹿だなー」なんて言ってもらって、心を整えていきましょう。

 

推し活、ヲタ活は、依存症っぽいところがある。

辛くなったときは、全くそれに関して知識のない、関係ない人にあってみるのもよい。

 

。。。おっと話がずれた。

 

続いて、推し活で失ったもの2つ目!

②年齢相応のこと

 

一瞬はてなが頭に浮かぶ。

推し活とは言わば、ネバーランドなのだ。

アイドルヲタクはピーターパン症候群が多い。

いつまでも自分はアイドルと同じ年の感覚で接してしまう。

私の場合は同年代だったが。(だまれ)

 

いい意味でいうと、60歳のおじさんが走り回れるくらい元気になったりする。

10代の学生も、60歳の社会人も、みんな、学校の、仕事の、嫌なことを忘れて今を楽しむ。

 

不思議なのだが自分より若い子といると、自分も少し若返る。

 

25歳で私はライブ終わりに路上でみんなでお酒を飲んでいた。

っと、これを同じ年の学生時代の友人に話すと、

「25歳にもなって路上飲みなんて」

といわれたりする。

 

ごもっともである。

 

「せめてお店に入って」

ごもっともである。

 

お金がなくて毎回お店に入ってっれなかった。

 

そしてそうやって、時々現実を教えてくれる友人たちから、

結婚報告や、出産報告、彼氏との話を聞くと、世間ではみんなそんな大人なのか!

となる。

同じ年のしかも友達が主婦をしている。

立派に子育てしてる。

まさに大人。

自分は年下の子を追いかける生活...

 

なんて思ったりもした。

 

もちろん、自分の生活も推し活も家族のこともちゃんと両立できる人もこの世にはいる。

 

現場では子どもみたいにはしゃいで、お子さんを連れている人は、お子さんと楽しんで、

家に帰れば、お子さんよりは大人にならなくちゃいけなくて、

仕事へ行けば、後輩よりは大人でいなくちゃいけない。

 

子どもでいられるなら子どもでいたいものだ。

と、自分の年齢を忘れてまた若い子と同じことをしてしまうのだ。

これが失った年齢感覚。

 

推しで失ったもの3つ目!

③奥深く言えば時間(は?)

 

推しと過ごす時間は無論失う時間ではなく得る時間でありたい。

が、のめりこみすぎると、推しで悩むことがある。

 

アイドルなら、人が相手なのでなおさら。

些細な言動やSNSの反応で、勝手に傷ついたり、傷ついたり、傷ついたり、、、、、

そうやって悩んでしまうのだ。

あほだ。

わかっている。

わかっている、そんなことで悩んでいる時間がもったいない。

 

アイドルをどう思っているかわからないけど、人間関係は些細なことで悩んでしまう派の私はこの悩んでいる時間がもったいなかった。

でも傷つくと、リアルに体が動かなくなる。

気が付くと、寝て意識をそらそうとする。

 

推しが、俳優やバンド、インフルエンサーなど人だったら共感できるかもしれない。

 

あとはこれはもうやっていないが、SNS更新待ち。

だいたい20時にインスタグラムをアップするなぁというときや、配信アプリで配信するなぁという時間に、誰よりも早く見たいがため、その画面を更新しまくる。

 

ひどいときは2~3時間そわそわしながらずっとそんなことをしている。

もちろんそれぞれ通知設定はしているので、配信が始まったり更新があれば携帯の画面や通知音が鳴って知らせてくれる。

 

それでは遅い。

 

これが私がのめりこんだ結果だ。

 

推し活で失ったもの4つ目!

リア友!!!!!!

 

推し活において、推し活で出会った友達をヲタ友と呼ぶ反面、学校やアルバイト、仕事場で出会った友達を、リアル(現実)の友達「リア友」という。

間違っていたら嫌なので検索したら、Wikipediaさんがいなかったので本日はWeblioさんです↓

「リア友(リアとも)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

 

正確に言うと失ってはいない。

推し活が忙しくて、時間もお金にも余裕がなく、誘いをお断っていたら誘われなくなった。

ただ、それで途絶える友人であったことは確かである。

そんなことがあっても、連絡をくれる友達はいるし、遊びに行ってくれる友達もいる。

 

不思議なのは、現代はSNSでみんな繋がっているため、いいねやコメントは来るわけで、つまり分母は減らないのだ。

 

推し活で失ったものラスト5つ目!

健康!!!!!!!

 

食費をなるべく削りたい。

人間、水さえあれば生きていけるでしょ??

と一人暮らし初めのころは思っていた。

 

朝は食べない。

昼は食パン2枚。

一つはハムとキャベツを挟む。

もう一つは、カップに入ったピーナッツクリームを塗る。

夕飯は具なしやきそば。

 

そんなことをしていたところ、私はとある病気にかかった。

ただ通常の進行なら、1,2年様子見という話だったが、私は、1,2か月で手術レベルに達してしまった。

幸い投薬にて治療中だが、医者曰く、この進行速度は珍しすぎるとのことで、食生活をとても怒られた。

実はこの時期は仕事でもストレスがものすごくかかっていたため、ダブルパンチによる進行速度だったらしい。

 

それから、お肉とキャベツと納豆と豆腐と卵ともやしを買うようになった。

今では普通にもっとたくさんの材料で自炊をしている。

正直、年4回の通院の方が高くついてしまうことが分かった。

健康でいることこそ、最大の節約である。

 

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以上、失ったものでした。

 

ただ、時間以外の項目はこれから取り戻せるものばかり。

自分の過去の生活を見直して推しがいなくなった今少しずつ取り戻していこうと思う。

 

本日も読んでいただきありがとうございました<(_ _)>

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