推しがある日いなくなった

16年間"推し"だけを生きがいにしてきた私にある日推しがいなくなった。

推しがある日いなくなった

推しがある日いなくなった。

突然いなくなった訳ではない。

しっかり卒業していった。

最後のライブはバタバタしていて、卒業ライブの翌日から福岡で延期になったツアーライブを行った。

もちろん参加した。

たった9ヶ月だけど大好きで生活のすべてを注いだ推しメン。

 

北海道へ連れて行ってくれてありがとう。

福岡へ連れて行ってくれてありがとう。

大阪も楽しかった。

名古屋も楽しかった。

交通事故にあって足を骨折した時、優しくしてくれてありがとう。

仕事で落ち込んでいるときも元気をくれてありがとう。

 

きっと推しメン、あなたは気づいていないかもしれない。

あなたは私にたくさん元気をくれていたこと。

それは些細な会話でも、SNSの更新でも、ライブのちょっとしたレスでも。

なんでも嬉しかったし、私の笑顔の源だった。

あなたがくれた出会いや再会があったこと。

疲れを忘れるほどライブが楽しかったのも、楽しみ方を教えてくれたのは仲間と出会えたから。

 

卒業は寂しかったけど、卒業ライブまでやりきったあなたの姿は本当に美しかった。

 

燃え尽きた気持ちになった。

 

この先、きっとこんなに尊敬できて、時に心配させてきて、いじってきて、元気をくれて、ふとした時に優しくて、そんなすべてを大好きになれる推しメンには出会えない。

 

最後の推しメン。

 

あなたが最後の推しメンでよかった。

 

出会えてよかった、ありがとう。

 

またね!